ガイドブック

PEG (Pharmaceutical Engineering Guide)
製剤設備エンジニアリングガイド

 PEGは、ファルマ・ソリューションズがグローバルな視点で「製薬エンジニアリングのためのガイド」として発行するエンジニアリングガイドです。
 製剤設備全般の解説として2009年に初版、2015年に改訂版を発行したのち、会社創⽴10周年を記念して2014年7⽉に補足版としてPEGⅡを発刊しました。このPEGⅡは、共用施設内で複数の製品を製造する医薬品製造設備を構築するに当たり、薬剤による産業衛⽣リスク(医薬品製造に携わる作業者に対する健康障害リスク)及び交叉汚染リスク(本来混⼊してはならない薬剤が他の製品に混⼊することによる治験者や患者に対する健康障害リスク)を許容限界以下に低減するための医薬品製造施設/設備の構築⼿法とそのリスク評価について、ICH Q9のリスクマネジメントの⼿法に基づきまとめたものです。また、これまでの⾼活性医薬品製造施設・設備の導⼊プロジェクトの実績・経験から、弊社独⾃の思想を構築しています。

 その後、国内外のGMPと関連ガイドラインがリスクベースアプローチに基づき改正されていきました。2018年にPIC/S(EU)-GMPのPartⅠが全面的に改正され、2021年にはそのPIC/S-GMPとの整合性が図られる形で改訂GMP省令、GMP公布通知が発行され、さらに2022年にはPIC/S(EU) GMP Annex-1(無菌製品の製造に関するガイドライン)が発効されました。
 こうした一連のリスクベースアプローチに基づくGMP改正や関連ガイドラインの発行が終結したのを機に、GMP要件を網羅した「製剤エンジニアリングガイドⅠ(2023年改訂版)パート1,2」、「製剤エンジニアリングガイドⅠ(2024年改訂版)パート3」および「製剤設備エンジニアリングガイドⅡ(2025年改訂版)」として内容を刷新し、新シリーズとして発行する運びとなりました。
 本ガイドは非売品となりますが、製薬会社様においてご希望いただいた場合には、この新シリーズの「製剤設備エンジニアリングガイド」を無償で贈呈させて頂いております。
 また、弊社社員が講師となるセミナーでは、内容に応じて、製薬会社様以外の方にも贈呈させて頂きます。
 ご高覧頂き忌憚のないご意見やご指導を賜わりますとともに、少しでもこのガイドが皆様のお役にたてば幸甚です。

【注記】本ガイドは、弊社が製剤設備のエンジニアリングを遂行するために作成されたもので、著作権および版権は弊社に属します。尚、本ガイドにしたがって構築された施設/設備が国内外の査察当局によって承認されることを弊社が保証するものではありません。

【新シリーズ】

PEGⅠ(製剤設備エンジニアリングガイドⅠ パート1)<2023年改訂版>

  • 2023年8⽉発⾏
    • 第1章 医薬品製造のGMP・ガイダンス及びバリデーションの概念
    • 第2章 製薬用水設備
    • 第3章 ユーティリティ設備・排水設備
    • 第4章 製剤設備のデータインテグリティ
    • 第5章 防虫対策
    • 第6章 医薬品品質システム概論

PEGⅠ(製剤設備エンジニアリングガイドⅠ パート2)<2023年改訂版>

  • 2023年8⽉発⾏
    • 第7章 固形製剤設備
    • 第8章 連続生産とPAT
    • 第9章 無菌製剤設備
    • 第10章 荷捌き設備・倉庫設備

PEGⅠ(製剤設備エンジニアリングガイドⅠ パート3)<2024年改訂版>

  • 2024年9⽉発⾏
    • 第11章 バイオ医薬品製造設備

PEGⅠ(製剤設備エンジニアリングガイドⅠ 付録資料1)<2023年改訂版>

  • 無菌製剤設備の設計における留意点(詳細編)
  • 2023年8⽉発⾏
    • 第1章 空調条件
    • 第2章 無菌操作環境設備
    • 第3章 滅菌
    • 第4章 ゴム栓の洗浄滅菌
    • 第5章 容器の洗浄・滅菌
    • 第6章 充填
    • 第7章 凍結乾燥
    • 第8章 容器の完全性
    • 第9章 液調製
    • 第10章 シングルユース
    • 第11章 ガスフィルター、ベントフィルター
    • 第12章 異物対策
    • 第13章 プレフィルドシリンジ充填

PEGⅡ(製剤設備エンジニアリングガイドⅡ)<2025年改訂版>

  • 高活性医薬品取り扱い設備のリスクベースアプローチ
  • 2025年1⽉発⾏
    • 第1章 GMPにおける交叉汚染リスク要件
    • 第2章 製薬設備構築のライフサイクルにおけるリスクアセスメントの適用
    • 第3章 交叉汚染リスクに対するリスクマネジメント
    • 第4章 交叉汚染リスクと産業衛生リスク
    • 第5章 HBEL の設定に関する基礎知識
    • 第6章 高薬理活性医薬品における曝露リスクアセスメント(封じ込め機能の設定)
    • 第7章 高薬理活性薬剤に対する専用設備について
    • 第8章 高感作性医薬品に対する専用設備について
    • 第9章 リスクマネジメントプロセスのアウトプット/結果(曝露リスクマネジメント報告書)
    • 第10章 添付資料

【旧シリーズ】(現在は発行対象外となっております)

PEGⅡ(製剤設備エンジニアリングガイドⅡ)<旧版>

  • 2014年7⽉発⾏
  • ⾼活性医薬品製造施設/設備構築のためのリスクベースアプローチに関するエンジニアリングガイド(初版第5章の改訂に注⼒)
    • 第1章 交叉汚染と産業衛⽣リスク
    • 第2章 リスクマネジメントプロセスへのGEPの適⽤
    • 第3章 ハザードの特定
    • 第4章 封じ込め⽅針設定基準
    • 第5章 産業衛⽣リスクアセスメント要領
    • 第6章 交叉汚染リスクアセスメント要領
    • 第7章 リスクレビュー

PEGⅡ(製剤設備エンジニアリングガイドⅡ 付録資料)<旧版>

  • 2014年7⽉発⾏
    • 付録資料1:医薬品製造施設における封じ込めの留意点
    • 付録資料2:代表的な封じ込め装置・機能の構造
    • 付録資料3:リスクアセスメントにおける潜在的曝露量を設定するための仮説
    • 付録資料4:封じ込め性能マトリックスの基本データ(抜粋)
    • 付録資料5:基本データ −封じ込め性能設定表の相関−
    • 付録資料6:封じ込め設備の設計上の留意点
    • 付録資料7:封じ込め方針設定表の例
    • 付録資料8:アイソレータ/グローブボックス内の洗浄手順の構築及び評価